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ツール比較 / 2026年版

無料で使えるNAP/サイテーションチェックツール比較【2026年版】

中立・客観で整理 ・ 約7分で読めます

無料NAPチェックツール比較 2026年版

店舗名・住所・電話番号(NAP)が各サイトでバラバラだと、Googleビジネスプロフィールの評価にも、ローカル検索での見つかりやすさにも影響すると言われています。とはいえ「どのツールを使えば正しく診断できるのか」は、意外と情報が整理されていません。

この記事では、海外発の主要ツール4つ(Moz Local/BrightLocal/Whitespark/Yext)と、Googleビジネスプロフィールを使った自己点検、さらに国内ポータルに対応した無料ツール「NAP照合コンソール」までを、同じ基準で横並びに整理しました。特定サービスを推す記事ではなく、各社の公式情報をもとにした比較表としてお読みください。

結論:どれを選べばいいか(早見表)

先に結論から。特に確認しておきたいのは「食べログ・ホットペッパー・エキテンといった日本の主要ポータルに対応しているかどうか」です。海外ツールの多くは、公式の対応ディレクトリ一覧に日本のポータル名が見当たりません。

ツール料金(無料範囲)主な対応媒体日本ポータル対応登録要否診断方式
Moz Local無料スコア診断あり(本格利用は有料)米・加・英中心の主要ディレクトリ公式の対応リストに記載なし要登録0〜100点スコア表示
BrightLocal「検索結果チェッカー」は無料(回数制限あり)Google検索結果ベース日本語UIなし・対応言及なし無料機能は登録不要検索順位ベースの簡易チェック
Whitespark1日3回まで無料北米中心のディレクトリ群対応国リストに記載なし要登録掲載有無の一覧表示
Yext無料スキャンあり40以上の米国系サービス対応先に日本ポータルの記載なし要登録(スキャンのみなら不要な場合あり)掲載状況の一覧診断
GBP自己点検+目視巡回無料任意(自分で選んだサイト)◯(自分で確認する前提)不要手動での目視チェック
NAP照合コンソール無料国内主要ポータル横断◯(日本語UI)不要複数サイトの記載を多数決で診断

※各社の料金プランや対応国は変更されることがあります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください(2026年8月時点の公開情報をもとに作成)。

選び方の3軸

NAP/サイテーションチェックツールを選ぶ際は、次の3つの軸で見ると迷いにくくなります。

ツール選びで確認したい3つの軸
①日本ポータル対応 ②登録の要否 ③判定方式 の3点で見ると選びやすい

1. 日本のポータルに対応しているか

Moz Local・BrightLocal・Whitespark・Yextはいずれも、公式サイトで公開している対応ディレクトリやサービス一覧の中に、食べログ・ホットペッパー・エキテンといった日本の主要ポータル名が見当たりません。米国発のツールが多いため、対応の中心が北米・英語圏のディレクトリになっている点は理解しておく必要があります。日本国内での集客が目的なら、この点は最初に確認したいポイントです。

2. 登録が必要か

無料とうたっていても、メールアドレス登録やアカウント作成が必要なケースは少なくありません。「今すぐ1店舗だけサッと確認したい」場合と、「継続的に監視したい」場合とで、許容できる手間は変わってきます。

3. 正しい情報をどう判定しているか

「掲載されているかどうか」だけを見るツールと、「複数サイトの表記を突き合わせて、どれが正しい表記かまで判定する」ツールでは、得られる情報の深さが異なります。表記ゆれ(例:「株式会社」の有無、電話番号のハイフン有無など)まで検出したい場合は、後者のタイプが向いています。

各ツール詳細

Moz Local(米国)

SEOツールで知られるMoz社が提供。主要ディレクトリへの掲載状況を0〜100点のスコアで無料診断できる点が特徴です。ただし対応範囲は米国・カナダ・英国が中心とされており、公式の対応リストに日本のポータルは見当たりません。本格的な自動修正・監視機能は有料プランの範囲です。

BrightLocal(英国)

ローカルSEO専業ツールとして知名度の高いサービス。無料で使えるのは「検索結果チェッカー」で、実行回数に上限があります。サイテーションを自動で突き合わせて修正する本体機能「Citation Tracker」は有料プランでの提供です。日本語UIは用意されていません。

Whitespark(カナダ)

サイテーション分析の老舗として知られ、要登録で1日3回まで無料診断が可能です。ただし公式の対応国リストに日本の記載は見当たらず、北米のディレクトリを中心に構成されていると考えられます。

Yext(米国)

企業の店舗情報を40以上のサービスに一括配信・管理できるプラットフォームで、無料スキャン機能があります。配信・連携先は米国系のサービスが中心で、こちらも日本のポータルへの言及は確認できませんでした。

GBP自己点検+主要ポータル目視巡回

ツールを使わず、Googleビジネスプロフィールの情報を確認したうえで、食べログ・ホットペッパー・エキテンなど気になるサイトを1つずつ手作業でチェックする方法です。費用はかかりませんが、店舗数や確認先が増えるほど作業時間が膨らみ、表記ゆれの見落としも起きやすくなります。

NAP照合コンソール(国内ポータル横断・無料)

国内の主要ポータルを横断して店舗情報を自動収集し、複数サイトの表記を多数決方式で突き合わせることで「どれが正しい表記らしいか」まで診断する無料ツールです。登録不要・日本語UIで、https://napsearch.duckdns.org/ からすぐに試せます。海外ツールが手薄な国内ポータル対応を補う選択肢のひとつとして紹介します。

国内ポータルを横断して多数決診断する無料ツールの診断結果例
国内ポータルを横断し、多数決で表記ゆれ・誤りを診断した結果の例

有料と無料の違い

無料範囲と有料プランの主な違いは、次の3点に整理できます。

「まず現状がどうなっているかを知りたい」段階であれば無料範囲でも十分に役立ちますが、「継続的に管理・修正したい」段階になったら有料プランへの移行を検討する、という段階的な使い分けが現実的です。

用途別おすすめ

1店舗のみを運営している場合

まずは無料でサクッと現状を把握できるツールで十分です。日本のポータルでの表記を確認したいなら、国内ポータルに対応したNAP照合コンソールやGBP自己点検が候補になります。

多店舗を展開している場合

店舗数が増えるほど手作業の目視巡回は現実的でなくなります。継続監視や自動修正まで見据えるなら、有料プランを含めた海外ツールの導入も選択肢に入ってきますが、日本ポータルが対応範囲に含まれるかは事前に必ず確認してください。

複数クライアントを抱える代行会社の場合

クライアントごとに海外ディレクトリと国内ポータルの両方をカバーする必要があるケースが多く、1つのツールで完結させるより、目的別に複数ツールを併用する運用が現実的です。定期レポートが必要な場合は監視機能のある有料プランも検討対象になります。

まとめ:まず現状把握から

NAP情報の整合性は、一度整えて終わりではなく、サイトが増えたり店舗情報が変わったりするたびに崩れていくものです。だからこそ最初の一歩は、有料ツールの契約を検討する前に「今、自店舗の情報がどのくらい揃っているか」を無料の範囲で把握することにあります。

海外ツールは対応ディレクトリの中心が北米・英語圏にあるため、日本国内のポータルを重点的に確認したい場合は、対応状況を公式サイトで確認したうえで選ぶことをおすすめします。

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